好奇心の発露


by shes_inn
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マイケル・ジャクソン This is It

ハロウィーンの日に川崎チネチッタで。

15時40分からの回を予約して、その前に買い物をと思ったら、イヤーレジの大行列。
ギリギリの時間だけど頑張って向かったら、なあんと、ハロウィーンのパレード前ですんごい人の波。間に合わないかと思った・・・。人並みをかいくぐり、ようやく到着も45分で、皆様にご迷惑をかけつつ席につきました。ゼイゼイ。
川崎のハロウィーンは本気です。

マイケル自身が最後だと語ったライヴは、実現していたらいったいどんなことになっていたのかと、想像するだに残念だ。もちろん、チケット取っていたわけでもなく、はなから行く気もなかったけど。
そのショーは、彼が観客に向けすべてをかけて贈るパフォーマンスの集大成だったはずだ。

考えてみよう。マイケル・ジャクソンが、自らのパフォーマンスを発揮する場がいかに長い間、閉ざされ、彼もそれを閉ざしていたか。
50歳という年齢はまったく感じさせない姿、歌(本気で歌っているわけではないよ、ほぼ)、踊り(これも言ってみれば振り合わせ)、場当たりのリハでこうなのかと。ゲネプロすらできずに逝ってしまったのは、本当に残念。
しかし、今のテクノロジーで考えられる見せ場をどんだけ追究したかったか。子どもっぽいといえばそうかもしれないけど、スケールが違うし、アイディアが面白い。それでも、音楽についてはかなりシンプルだ。もしかしたら、リハだからかも。でも、ミュージシャンとのやりとりは、彼の内にある音楽が並外れたものということもわかる。
このコンサートツアーに参加するはずだった多くの人たちの、目の前が真っ暗になったときのことを思うと、しかも、そのあとの多くの『知りもしない人たちの』憶測でものを言う『じっさいどうだったの?無理だったんじゃないの?』的なコメントに彼らがいかに憤怒し、哀しく思ったか。
映画の作りは、そういった思いを実に前向きに、これから本番なんだ、といった視線で撮っているのが素晴らしいし、哀しい。

失われたマイケル・ジャクソンの10数年とこれからの年月が、本当に惜しい。
完璧なパフォーマーで、プロデューサーであった彼は、あまりに優しく繊細で、しかも子どものまま無垢でありすぎたのだろうか? 
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by shes_inn | 2009-11-02 08:08 | 映画