プリンセス・トヨトミ
2009年 06月 22日
読了。
いやー、途中でお休みしていた場所が、ベストな場所で、ここ以外に中断はあり得ない場所で、しばらくぶりに読み戻ったのに、まったくその時間を感じず、あとは一気読みでした。
楽しい。めっちゃ楽しい。
大阪って、関東の私なんかにとっては、なかなかなじめない部分がありました。正直。
しかし、ここ数年大阪に行く機会が増え、すっかり好きな土地になってきました。
こないだ行ったときも、しっかり大阪城を見物し、「プリ・トミ」読書に備えた私でございます。
大阪城のとりまくなんとはなしの地理もなんとはなしにわかる気がいたします。
この小説は、いい出会いだ。ホント。大阪だったら、ありなんちゃう?って感じが大変好ましいのでした。
万城目学、いい仕事してます。
これはまた、楽しい映画ができることでしょう。
すっかり、キャスティングを頭の中で楽しんでいるご同輩も多いことと思います。
やっぱ、ミラクル鳥居は、濱田岳じゃないかしらん、なんて。表紙はおじさん過ぎでしょう?
ゲンズブール旭は、誰がやるか楽しみだわ。きっと新人だね。見たこともない美人のハーフ。
茶子は、もっと若ければ、栗山千明だろうけど、15歳の中学生だからねえ。
松平は、なんか私の中ではイメージがゴルゴなんだけど。とかとか。
それよりなにより、大輔のキャスティングは楽しみだわ。
読後感も最高にさわやかで、もう1回繰り返して読もうかなどと思っております。
そうそう、とくに気に入ったのが、お互いの関係性の鷹揚さですね。
そういうゆるさが、お互いを知りつつ、ルールはしっかり核にありつつ、ちょっと遊べるゆるさがいいんですよね。
とはいえ、次が待っている。
森まゆみさんを行きます。
by shes_inn
| 2009-06-22 23:08
| 本