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好奇心の発露


by shes_inn
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ターミナル

ターミナル_a0064290_144354.jpgスティーブン・スピルバーグの作品は、たくさん観ている。「激突」の着眼点、「ジョーズ」は観ながら突然画面に飛び込むジョーズに思わず叫んだたぶん19の頃(笑)。「未知との遭遇」は、音楽がよかった。「1941」はいまいちよく覚えてないけど、その当時からなんだかよくわかんなかった。「レイダース」は大好きなジェットコースター・ムービー。「E.T.」は歌舞伎町に甥を連れて見に行って、山手線で座り込む甥を一喝。自分の子はこんなださいヤツには絶対育てないと誓った(これは任務遂行)。映画ができてからのノベライズを読んだな。母親とE.T.の恋物語になっていた。母子家庭のアメリカでのリアルを観た気がした。とまあ、ほとんど観てる。でも、映画館へはなかなか行かなくなっていて、つまり期待感が薄れているのだ。この作品も映画館へ行く気があんまりしなかった。でも、「宇宙戦争」は久々に映画館へ観に行った。気持ち悪かった。かといってあれをテレビ画面で見たんじゃ、どうにも。その話は機会があったら。
トム・ハンクスもそんな傾向がある。「スプラッシュ」は好きだったな。「ビッグ」「パンチライン」あたりは大好き。「フィラデルフィア」あたりからどうもコメディの人ではなくなって寂しい気がしてくる。コメディの人でいてほしかったのね。
で、この作品、けっこう笑って泣ける作品で好きなタイプ。トムのこけぶりとか、かつてのコメディ時代を思い出させてくれる。昔から金使うのが大好きだったスピルバーグの浪費振りはどうもだけど、あまっちょろいペーソスも観ていて安心。
ただ、思う。やはり大物になるということは、重荷を背負うことなのね。それに、スピルバーグじゃない人がこの映画を撮ったとしたらもっとおもしろがれた気がする。
by shes_inn | 2005-11-24 00:59 | 映画