好奇心の発露


by shes_inn
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黒猫

新国立劇場小ホールでの実験的な、お芝居を上演。
あくまでも、プレゼンテーションという感じの30分ほどのもので、脚本・演出・映像は、映像作家の奥秀太郎さん。
若い。1975年生まれと言うから32歳かな。若い。
しかし、キャリアは10年以上で注目の人だ。
彼曰く、
一番やりたいのは映画監督
二番目は、舞台の演出家
そして、一生やっていきたいのが舞台の映像の仕事だそう。

舞台での映像は、隙間産業のようなものでと言っていたが、現在はそうなのかもしれないが、シンポジウムで舞台美術家の土屋さんが舞台美術家の20~40代にアンケートをとったら、将来的には映像が美術の仕事を凌駕するのではないかという危惧をもっているというのも、あながち冗談でもない気がする。
というくらい、なかなか面白い舞台で、平台を立てかけただけの舞台セットに、映像で動く書き割りというか、なんというか・・・。
彼は、映像はまた時間と空間を扱えるただひとつのメディアだと自負しているそうだ。

技術の進歩ももちろん感じさせた。照明家の努力もあろうが、映像が映像としてクリアに生き、舞台の人物はしっかりとらえるという。ただ、その辺は、人間の目が、映像に引き寄せられてしまうのと、大きさの違いで、もうひとつ混じり合わずに存在して、それが違和感ないからだろうと思う。
むりやり?外国人を出してきて、字幕を入れたりと、いわゆる難易度のCクラスのワザを見せながら、それらが割と自然に流れていくのを違和感なくみられるので、なかなかやり手であるし、クレバだ。
人が(同じ位置で)歩く後ろから映像で猫が付いてきて、人が振り向くと猫が知らんぷりして止まったりという、一連のシーンなどが、それだ。オペレーターが叩いて見ながら止めているのは、誰が見ても明らかだけれど、映像が流れるものであるという、従来のあり方にとらわれていることもないんだな。それに、電車の外を見せつつ、中のシーンに移行し、人が揺れて見せると言ったシーンは、果たして、映像がさほど必要に感じないというのも正直なところで、なぜなら、なくてもいいシーンを、これまでの演劇の中で十分見ているからだ。
つまり、見えなくても見えている、そんな演劇の見せ方は、実に演劇的なのだから。

さて、音楽が大学1年生の藤井洋くんだったので、私が行っているわけで、若いだけに、若い子をどーんと使っていい気持ちの人でもある。
藤井くんもこういう人と出会って幸運だ。

今回のプロトタイプが、今年、フルサイズの演劇として上演できるといいなと思う。
そのときは、もっと、こんなのできますよ、的なものではなく、ガツンと芯のあるお芝居を見せてくれるのだろう。期待です。
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by shes_inn | 2008-01-31 23:29 | ライヴ

業務連絡

メガネを変えました。
老眼が進んだためです。主に。
2年使ったんですけどね。
超軽くって、形態記憶合金。
私はあくまで、実務派だなあ。つくづく・・・。
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by shes_inn | 2008-01-28 23:18 | 出来事
2本目のこの映画が、今日のメインディッシュ。
こっちのほうが観たかったんですね、より。

よかった。
本当に、こんなにいいとは、正直期待していなかったです。
予告編を観て気になってはいたけれど、ちょっと悪いことするって感じがね、怪しくて(笑)。
いや、確かに怪しい映画なんだよね。たぶん、起こったことは相当悲惨で、神様もひどいじゃないか、って思っていい。
なのに、なんだろう、不思議にユーモラスで、心が清い映画なんだね。

中盤までは、なんだかわからない詐欺に遭っているような気分なんだけど、だいいち瑛太はどう見ても怪しいし、嘘って感じなのに、なんだろう、信じたくなるのもわかるんだ。

中盤からは、切ないねえ。
松田龍平が、いいと思ったのは、映画では初めてかもしれない。
たぶん、それは瑛太が投影した彼を観たからなのかな。

脚本と監督が原作のセンシティブでナイーブな部分をこよなく大切に思っているのだと思う。

たぶん、このお話を映画にしようとしたら、監督によってどうにでも変わっていくだろう素材と思う。ストーリーがしっかりとしているから。
でも、透けて見える現代の日本社会のいやなところとかがあっても、マイノリティーの気持ちや正しいことを曲げたくない気持ちや、人や動物への平らな愛情とか、勇気を持ちたくなる気分とか、自分の立ち位置とか・・・。

そんないろいろな事柄をほわっと包み込むユーモアが何より、大好きでした。

ディラン・・・ですよね、ここでは。
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by shes_inn | 2008-01-28 00:05 | 映画

天然コケッコ

先々週に続き、目黒シネマへ。

まず、『天然コケッコ』。
この映画が観たかったのは、原作がくらもちふさこだから。といってもこのマンガは読んだことがない。
私は自慢にはならないが、たぶん、30くらいまでは、月刊の別冊マーガレット買って読んでいたんだと思う。で、そのころの花形が、くらもちふさこで、なんといっても「いつもポケットにショパン」でした。大好き。
どこが好きかというと、もちろん絵も全体のストーリーもですが、細かなところで、少女の複雑でそれでいてストレートな想いを表現していたから。

そんな、くらもちふさこワールドを期待して観に行ったのです。
全開でしたね(笑)。そういうところに惹かれないと退屈な映画なのだと思います。

そして、気持ちの良い田舎の風景がいいですね。こういっちゃなんですが、私も田舎ものですが、本当の自然のある田舎に育っていたわけでもないんですね。中途半端に住宅街というか。
父の実家があんな感じで、父の田舎に行ったときのことを思い出しました。
もっと小さな分校が近所にあってね。
もっと昔のことだから、いろりがあって、そこで煮炊きもして。行くとおばあちゃんが砂糖湯をくれました。いろりにかかっている鉄瓶のお湯を、砂糖の入った茶碗についでくれるんです。おいしかったです。
まあ、そんなことはいいんだけど、小さな村の学校の子どもたちがみんなで育っていく姿が、うらやましいくらいでした。みんな女の子がかわいいのは、ちょっとできすぎだけどね。
かわいくて気持ちの良い映画でした。
音楽は、レイ・ハラカミ。良いセンスです。
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by shes_inn | 2008-01-27 23:41 | 映画
今から帰ります。
西武新宿線沼袋駅近くのオルガンジャズ倶楽部で最高のライウ゛でした。
北海道は釧路の材木屋兼ミュージシャンです。
最近リズマチックというアルバムを出して、アマゾンでバリバリ売れてます!
いい。
楽しい。

私のさんざんの厄払いをしてくれました。
昨日のことが嘘のように、ギネスがうまかったっす。
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by shes_inn | 2008-01-25 23:17
いやー、夕べのさんざんは本当に辛かった。
帰りの電車、超満員で1台見送って乗り込んだ。
乗るのは8分ほど。が、途中でにわかに吐き気と腹痛が・・。
あと3駅・・。体を少し縮め耐えた。いやー、脂汗が出てくる。
ようやく駅にたどり着き、ホームでしゃがみ込んで耐えた。
汗ばんで、辛い。
しばらくそうしていたら少し楽になったので、エスカレーターで昇り改札階へ。
また、辛くなって、そのままお手洗いへ・・。

吐き気はあるけど吐くまでは行かず、じっと耐えて、用を足す。
しかし、寒かったのよ、昨日は。駅のトイレは暖房入ってない。

立ち上がっては気持ち悪くて座りを繰り返し、ようやくなんとか立てるようになって、家に電話。
乗り込む前に、「今日はスパ」という連絡だったので、買い物をするつもりだけど、無理そうなのでそう言う。洗面台の鏡を見ると、真っ青で蝋人形のような顔色の私がいる。
駅の外に出ると、ヒヤリと寒気が少し気をくれたので、買い物だけはして、タクシーで帰る。
710円になって初めて乗った。

家に帰る。ひどい下痢・・・。

たぶん、風邪かなあ?

でもね、いいこともある。
駅でしゃがみ込んでいたら、親切な女性が「大丈夫ですか? 駅員さん呼びましょうか?」と声を掛けてくれた。
家では、息子も夫も心配して、あれやこれやとしてくれた。

今朝はまだちょっと胃がむかむかするけど、大丈夫。

今流行りの風邪の軽いのだったのかも。

もう、これくらいで、さんざんには区切りをつけたいな。
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by shes_inn | 2008-01-25 08:47 | 出来事
今日はさんざんだった。
最近どうもさんざんだ。

そうそう、浄水器の件は決着を見ました!
昨日、修理にきてもらい、穴は最初から開いていることが判明。そうだよねえ、あんな穴、途中からできるはずもない。カートリッジの下にあるパッキンがもうダメになって、それで水がピューッと出たんですね。パッキンは換えてもらったし、よかった。あとは、後日カートリッジとバルブを交換にもう一度来てくれることで直る予定です。
洗面所も直りました。これもバルブ交換。最近の便利な蛇口は、修理の時は便利じゃないね。
自分でパッキン交換するわけにもいかないのですね。

とまあ、それはいい。
今日のさんざんは、私が悪い。だって、打ち合わせは24日3時と知っていたのに、今日の3時に行ってしまった。ありゃー、間違っちゃった。今日は23日じゃん。
よりによって、こんなに寒くて雪まじりなのに。はあ。
そのまますぐに会社に戻るのもちょっと恥ずかしいので、さぼって駅ビルで小一時間うろうろ。
で、この本を見つけた。

こういうのってね、まあ、運命よ。神様がね、「お前さん、ちょっとクールダウンしなさい」ゆっくりしなさいって言っているのよ。と、いいように自分を甘えさせる。

この本、篠田正浩さんが責任編集。

いい出会いだったと思う。
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by shes_inn | 2008-01-23 23:13 |

加藤博一氏逝去

残念だ。

あんなに楽しく“ひょうきん”という言葉が似合った人もないと思い・・・。
大洋ファンを喜ばせたスーパーカートリオ、はあ。56歳だったそうです。

私の長い大洋ー横浜ファン歴でも、華々しかったひとつの時代は近藤監督時代。

それも、もう昔の話なのだなあって。なんだか切ない。

ご冥福を心からお祈りします。
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by shes_inn | 2008-01-21 23:21 | 出来事
けっきょく、このタイトルは何?というのが最初からつきまとったドラマでしたが、最終回は見事な出来でありました。
つまり、収束するんですよね、この1回にすべてが。

恋を育み少女から大人になったその人とは、結ばれず、そうなることを選択した男ですが、それを選択しなかったら、女としてもやるせなさすぎるわけで。
それは、子どもの存在です。
やっぱり、それは大きくて、「ぐっと」きて、正解なのですね。

その愛情を注ぐべき優先順位一番の子どもが、長じて歌姫になり。

まあ、その周辺の話は、つじつま合わせと言えば言えなくもないけれど、それこそドラマの醍醐味でしょう。ドラマなんだから。

最終回ではそのすべてが見て取れ、それまでの回がこの回のためにあったのかと、思わせる、ドラマの最終回としてあるべき姿を見せてくれたのだと。
ベタでもなんでもね。
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by shes_inn | 2008-01-20 23:51 | テレビ
もう、踏んだり蹴ったりです。
クリーニングに出していたセーターが行方不明です。
こないだのAちゃんの結婚式のために奮発したセーターで、結婚式に着て(試着はしたけど、ちゃんと着たのはこの日だけ)、その日のうちに帰宅後すぐにクリーニングに出したの。
スカートと一緒にね。スカートも大奮発した一生もの。先週の土曜日に取りに行ったらスカートはあったけど、セーターがない。
調べてみますというので、出直して今日行ったらないって・・・。
確かに工場から届いたのは確認したというので、ほかの人に渡してしまった可能性大。
その人が、間違ったのに気づいて返してくれるのを待つしか望みはないみたい。
クリーニング屋さんは行きつけで、いいおばちゃんで、こんなことはもちろん滅多にないに違いないはずだけど。あ〜〜〜。ショック!
しかも弁償とかなったら、値段聞いてぶっ飛ぶに違いない。私にしてみれば、清水の舞台から飛び降りるような決心で買ったのよー。そんな金額を言いたくもないし・・。かといって、残念にもほどがあるし。はー。見つかってほしいなあ。
いくらしたかって? いや、とても言えない。夫にはもっと言えない。
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by shes_inn | 2008-01-20 01:09 | 出来事