好奇心の発露


by shes_inn
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アンダーグラウンド

a0064290_23162449.jpgエミール・クストリッツァ監督の作品。
今はなきユーゴ時代から内戦まで、戦争とそのなかで生きる人々を描く。
相変わらず、音楽がにぎやかで動物がわんさか出てくる。何てったって、最初は動物園だ。
でも、戦争だ。戦いのさなか、地下に逃げ延びる人たち。実は、地下の人たちは自分たちを助けていると思っている男にだまされている。
第2次大戦は終わっているのに知らずに、武器を作りながら、生きている。
この監督のユーモアとシリアスの混ざり具合は独特だ。なんとも言えずわがままでだけど、生きている。
自分たちの映画を撮る場面に出くわし、本当だと思ってしまうのも笑いながらも切ない。
月を「太陽か?」と思う地下で生まれた息子の悲哀。
本当の太陽を知った彼もまた、彼を追って川を泳いできた愛する女性とともに・・・。
あの世の彼岸とこの世の彼岸を行ったり来たり。
ラストのシーンは涙でかすんでなんとも言えない感動が胸をよぎった。
いや、なんだかめっぽう明るいんだよ。すんごく。それが余計に切なかった。
「ひとつの国がなくなった物語」
つい先日モンテネグロが独立した。まだ、バルカン半島に完全な平和は訪れていないのかしら? 何しろ複雑でわからない。島国の人間には余計。
でも、国がなくなるってすごいことだと思うのだ。
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by shes_inn | 2006-06-30 23:21 | 映画

25年

なんのかんの言って、結婚して25年も経ちました。で、今日は家族でお祝い。
お祝い事は結構好きなのですが、今日は特別かな。
外に食べに行くつもりが、紆余曲折あって結局お家でお寿司をとりました。
某有名なお寿司屋さんで、高かったけど、夫が今日、パチンコ当たったらしくおごりです。
私は、某有名なyoroizukaのホールケーキを予約して。いわゆるイチゴメインのです。
やっぱ、おいしかったよー。
お寿司は、ちらしの特上!イエイ!ネタがいちいちうまかった。このお寿司屋さんは、あぶりトロかなんかが有名。それはさすがに、本気で高いので、この次ね。
シャンパンも買って。
夫はケーキをがっつり食べてうれしそう。
イチゴとベリーとオレンジ、グレープフルーツとフルーツと生クリーム、うんうまい!
まあ、食べて幸せ。息子からちょっとしたプレゼントももらいました。
ほんと、25年もあっという間。
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by shes_inn | 2006-06-30 01:04 | 出来事

山口の旅 写真編

a0064290_047059.jpgゆっこの家の中からお庭を眺めました。素晴らしい松の木! 立派なお庭に風情のある昭和の日本家屋。旅館みたいよ。

a0064290_0474650.jpgご存じ世界にもまれなカルスト台地、秋吉台。

a0064290_0483317.jpgここは、秋穂の宿からの絶景。瀬戸内海ですよ。露天風呂からもこんな感じ。

a0064290_0494516.jpgホタル船に乗船するところ。
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by shes_inn | 2006-06-30 01:01 |
旅先の福山のホテルで、少し投稿しましたが、山口の旅行を振り返って。
実は、カメラがないので、途中で撮りっきりカメラを買ったのですが、まだ6枚ほど撮り切れていないので、もう少ししたら何かを撮って、データ化しましょう。
お待ちください。(あ、別に待っていないか)

初日、6月18日に11時頃家を出発。京急を使って羽田空港へ。品川経由なので楽です。
千疋屋の杏仁豆腐とマンゴープリンがおいしげだったので土産に買っていたら、けっこうギリギリに搭乗口に。列の最後について、飛行機に乗り込みました。で、びっくり小さいのよ、JALの山口宇部便って。ハワイの離島へゆくローカル便を思い出しました。
天気はイマイチで、ガスっていたし、席も真ん中の席だったので外は見えないまま結構あっという間に山口上空。近いなあ。
山口空港からはリムジンバスで昔の小郡、今の新山口駅へ。市町村合併でそうなったらしい。
駅でゆっことちょうど会えて、よかった。山口はピーカンで暑かった! 少しバスを待って、山口市内へ。県庁前が家の近所で、とっても静か。
ザビエル教会の鐘が15分おきにカランコロンと鳴るのが印象的。お家について少ししてから、思い出したように、旧県庁と議員会議場へ。素晴らしい昭和初期の建築で、その意匠が素敵。きれいに修繕してあり、ぴかぴかに磨き上げられた会議場はとっても立派で赴きあり。山口の地元の人もあんまり知らないというところですけど、とっても素敵なので、山口に行ったら、ぜひ県庁の隣にあるこの2つの建物を観て、中を見学してみてください。一見の価値あり!
そんでもって、山口の夕方は長い。気がつくともう5時過ぎなのだけど、全然昼間。ついでに、近所にある大神宮へ。ここは、伊勢神宮の別宮で、由緒正しいとのこと。すごくシンプルな白木の宮が2つ。交互に建て替えるのが長い歴史らしいけど、そうは易々と建てるのは大変で、近年、家事になって建て替えたのだとか。
ここ山口は大変文化の香りがする街なのだ。
で、夕食はおそば屋さんへ案内してくれた。山口には日本そば屋さんはあんまりないんですって。その中で見つけたおいしい十割そば屋さん。ざるをいただく。
そのあとは、前に書いたけれど、ホタルのいる川まで。
頭に思い浮かぶ、あの数時間の夕方から夜へと移りゆく時間は、宝石のような時間でした。
8時過ぎてようやく暗くなってくるんだけど、その川は山あいの川なので、空が小さい。木が鬱そうと茂っているんですね。谷までは行かないけど。
そして、少しずつ、そしていつのまにか圧倒されるようなホタルの乱舞!だんだんくらい夜に目が慣れてきていたので、懐電を忘れたけど、ケータイの電気がまぶしく感じるくらいで、帰り道は十分足下を照らしてくれました。もう、街の明かりが、車のライトがまぶしくって、光の暴力だと感じるくらい。
そのくらい真っ暗だから、ホタルも安心して生息しているんですね。だって、ホタルの光が明るさで見えなくては、子孫を残せないのだから、ホタルも必死です。

で、ホタルの乱舞を本当にむりやり振り払って、一路山口市内のとある居酒屋へ。そこはカウンターだけの小さなお店で、ママが美人! で、この日はサッカー、クロアチア戦だったのです。実は、その店にローカル局のテレビカメラが入っていたの。応援風景という奴。で、次の日、山口のテレビにしっかり私も映ったらしい。まあ、こっちでないから面が割れても平気ってもんです(笑)。
若い人もいて、みんなでサッカー観戦は楽しかったです。結果はともかくね。
もう、夜も遅く、ゆっこの家に帰って、今度は飲みながら次のブラジルーオーストラリア戦。さすがに、私は前半で落ちまして、就寝。

次ぐ朝は、ゆっこの参加しているママさんコーラス(唯一彼女だけは独身で子なし)のコンクールに向けたホールリハーサルを見学するために、7時45分起床。やば! 15分で着替えて化粧して出発! イヤー、よく寝た。起こされるまで全く意識なし。まあ、寝たのが3時過ぎだし・・・。
さて、このママさんコーラスが、素晴らしい。もう、びっくり! つい昨日のコンクール本番では優秀賞を獲得したという。で、何がそんなにびっくりかというと、ママさんコーラスなのに、踊って歌ってミュージカルなのですよ。中央にピアノを置いて伴奏なのですが、ソロで、ペアで踊る人がいて、後ろのひな壇でも、みんなが踊るの。曲はミュージカル「オクラホマ」より3曲。ほんと、楽しいの。歌もしっかりしているし、踊りもなかなか! こんな本格的なミュージカル群舞はどういう発想で作るんだろうねえ。先生が立派、みんなが楽しんでいる。
驚いたのは、赤ちゃんも連れてきているママがいて、片手で抱きながら歌って、踊れるところは踊っているの。赤ちゃんは泣きもしないで抱かれているし・・・。立派!
いいなあ。と思いました。

で、昼過ぎ1時頃までそんなこんなで練習におじゃまして、少し拍手とかで役に立ったかしら?

朝はコンビニおにぎりだったので、お昼はおいしいものをと、連れて行ってくれたのが、秋穂の山あいの温泉ホテル。国民宿舎みたいな施設で、お風呂がね、すごく素敵。
まずはお昼に豪華な海鮮丼をいただいて、おなかいっぱい!
そのあと、お風呂に。露天風呂から、海が一望できるんです。お天気もよくてばっちりだし、気持ちがいいこと! もう、ゆうううううっくりお風呂につかり、ほら、何しろ寝ていないので、ロビーのソファーで小一時間うたたね。気持ちよかったです。このホテルの売店で撮りっきりカメラ買って。
ここのホテルでは、トンビとツバメがものすごく気持ちよく飛んでいました。鳥の鳴き声が空に響いてね。

もう、気がつくと5時近く。この日の目的地の豊田町に8時に行けばいいので、時間はまだあるということで、秋吉台に立ち寄ってくれました。秋吉台は、すごいね。
あの、変わった景色はほかにはない。ここでも、ゆっくり風景を眺めて、いろいろ太古の地球に思いを馳せたりして・・・。こんな感じ、こういうテンポは、ゆっこと実に気が合う。
で、ゆっくり眺めたあと、いよいよ豊田町へ。
ホタル船のことは前にも書きましたね。
それにしても、この2日間、私はとてもいい想いをたくさんしました。こんなに一生分以上のホタルの夢のような舞を見られて、幸せ。

ホタルを見て、家に帰ればもうほぼ深夜。で、夜の五重塔を見せるため連れて行ってもらいました。一晩中ライトアップされているそうで、それは美しい。庭園の緑も明かりに照らされて幽玄。で、ただ美しいだけでないの。こう、霊気がする。まあ、私は霊感ないので平気でしたが、けっこうここはやばいらしいよ。そして、帰宅。さすがに、この日は疲れたので早めに床へ。

翌朝、7時前に起きて、仕事へと。
岡山へ向かいますが、怒濤の取材で、へとへとになって翌日夜中に東京へ。
ああ、旅は遊びが一番よねえ。
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by shes_inn | 2006-06-27 00:04 | 出来事

ALWAYS三丁目の夕日

DVDで。
いや、あまりに正統派な映画なので、ちょっと距離を持ちたかったというか・・・。DVDで観ようと決めてました。
昭和33年といえば、ちょうど私は弟が生まれるので、少しの間、母の実家に預かってもらったことがあったそう。たぶん、1カ月かそこらかと思うのですが、今でも父や母が思い出しては、話してくれます。まだ1歳半くらいで歩き始めてちょっとくらいだったはずで、それでも聞き分けがよかったと言います。もちろんその頃のことは全く覚えていませんが、弟が生まれて父が迎えに行ったら、「それまで我慢していたんだろう、飛びついて来て泣きじゃくっていた」と。なんか、この映画の時代と重なり、ちょっとセンチメンタルな気分になります。
ということで、お約束通りの心温まる映画でした。最初の頃のCGを多用した時代の雰囲気は、あざとさも感じましたが、だんだんと人間が出てくるとそれもしっくりとくるように。子どももさすがに東京の下町っ子はなまいきで(笑)。それでも、古行淳之介くんとおじさんの関係は観ていていいものがありました。古行っていうのが、おじさんの万年筆を借りて書いた自分の名前のところでわかるんだけど、最後まで「え??」と思っていたの。なるほど「古行」かあ。漫画は読んでいないのだけど、吉行さんへのオマージュなんでしょうね、きっと。
高円寺が本当に田舎の感じで、何もない草原の向こうに東京タワーというのも感慨深いものがあります。
ただ、なんだろう、私は去年の映画としてくらべるなら「パッチギ!」のほうが好き。時代を語りながら、普遍的なゴリっとしたものがあるほうが、映画の語法としては見応えがあるから。
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by shes_inn | 2006-06-25 17:23 | 映画

嫌われ松子の一生

偉いもので、今朝も5時前にはきっかり目が覚めました。韓国戦後半をうとうとしながらも観ました。韓国、残念でしたねえ。それでも、気持ちが熱かったですね。
韓国戦を見届けてもう一度布団へ。11時頃までぐっすり寝まして、だらだらと洗濯、テレビを観て、3時過ぎに掃除をして、さて、もし時間があったら「松子」を観たいと思ったら時間が合わず。それで、お夕飯を食べてから、レイトショーに行くことに。
息子と夫にかなりあきれられながら、8時過ぎに渋谷にお出かけ。
パルコパート3のシネ・クイントは、けっこう並んでいて、なかなかの盛況。
しょっぱな、いきなりの派手なテンション(カエラが渋谷の大型ディスプレイで歌う)から入るということで、最後の最後まで、ハイテンションだ。これは、人によってはついてけないかも。それでも、私はガンガンついていくばかりか、むしろ途中からはほぼ涙を流しっぱなし状態。こちらのテンションも上がること。
少女趣味な画面とミュージカルな歌の連続が、非常に私は面白かった。
「どんな人も自分の一生を自分の舞台で必死に演じている」のだから、花も星も蝶も飾って欲しいっていうものだ。
私は愛されていない、と思うのは、私が愛しすぎてしまったからなのかもしれないね。
見事にはまってしまいました。
見終わって、駅まで帰る道すがら、週末の深夜の渋谷、センター街、若い子どもたちであふれるその様子、空気がこの映画にぴったりに思えました。
時代は、もう少し、切ない方向に向かっている気がして。
愛ってなんでしょうねえ。
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by shes_inn | 2006-06-25 01:46 | 映画

残念ということ

本日は朝の3時過ぎから、ほぼ起きている。
たまにくらっと、眠くなってみたりしたけれど。
会社も夕方まで何とか過ごし、仕事もこなし、原稿起こすのは断念して、学生時代のクラブの集まりへ。画家になっている同期が2人いて、その二人展。有楽町へ。
懐かしいメンバーとまた飲み会へ突入。思うに、この仲間は飲めて話せればいい。食べ物は二の次だな。
で、大いに話し、笑い、楽しく。
結局終電にすれすれセーフ。すんごいいきおいで、ラッシュ。
さて、今朝のブラジル戦は果たして夢かうつつか・・・。
できればあと2時間ちょっと後の韓国戦も観たいけど・・。可能??なの?
う〜〜〜ん。
結構体力あるよね、わたしったら・・・。
残念も1日持たないんだなあ。なんということだ。でも、今朝の試合はあまりにも実力差があって、さっぱりしたくらいなもんだった。しばし、夢も見られたし。負けると早速ジーコ監督のせいにするのも好きじゃない。私はジーコ監督好きだよ!
ということで。これで、落ちます。う〜〜ん。2時間後に起きられるかは、謎です。
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by shes_inn | 2006-06-24 01:44 | あれこれ

昨日は夏至

西の旅行に行っていたので、夏至が身にしみました。
8時でも夜でない。
ところで、今日は久々に出社。会社はまあ、居心地は悪くないけれど、やっぱ、忙しく時間が行き過ぎる。
昼過ぎ、教則DVDのリリースインタビュー。折り目正しいお二人にお話を聞く。
かなり、へなちょこな私にとっては、若干手強い方たち。ライターはピント合わせが難しそう。ついつい出しゃばる。
まあでも、素晴らしい方たち。いい記事になりますように。

帰ってから、もろもろバタバタ。はあ。
帰ったら悩みつつ、現在イタリアーチェコせん観戦中。明日の早朝もあるので、寝たいけど、結構イタリアがやばい。ネスタが怪我で退場・・・。チェコのほうがぶがある感じ。さあ、どうなる?
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by shes_inn | 2006-06-22 23:17 | あれこれ

帰ってきました

山口で遊んだあと、仕事のメンバーと岡山で合流。
楽器屋さん1軒取材して、新幹線で新倉敷へ。
私は倉敷には初めてなので、心から大原美術館や美観地区にも行きたかったけれど、仕事ですからねえ。まあ、今回はあきらめましょう。
大学を1校取材して、夕方になり、この日の宿泊地、次の日の取材地の福山へ。通学列車に乗り込みました。めったに電車に乗らないカメラマンのYさんはうれしそう。
私は立ちっぱがちと辛いかも。33分揺られて、福山へ。宿泊のホテルは駅の近所、部屋にはいるとちょっと湿気臭い。う〜〜ん、窓も開かない。少しへこむ。まあ、仕事ですから。だいたい、私はビジネスホテルはもとより、温泉宿でもよく眠れないのですよ、こう見えて。
着替えて落ち着いて、テレビでサッカーの再放送をやっていたので、ちょうど見終わって、下に降りてホテルのレストランで夕食を。リーズナブルなお値段で、ハウスワインも飲みやすく、ハンバーグステーキセットを。
食べ終わってそのまま、部屋に戻り、お風呂にゆっくり入って、サッカーを観ながら、途中でダウンして眠る。今夜はよく眠れるかな、と思ったらやっぱりダメ。2時間弱で目が覚める。空調をつけなかったら暑いの。で、仕方なくて弱にして、お布団をかぶる。サッカーがちょうど見逃した先ほどのゲームの続きを再放送していて終わりまで1時間観て、テレビつけっぱなしで眠る。
でも、やっぱ2時間で目が覚める。サッカーの今度はイングランドとスウェーデンの後半やっていて、終わるまで観て、また何とか眠る。結局3分割で6時間ほどは寝られた。
さあ、起床して本日は、楽器店1軒(2店舗)取材してから広島へ。
駅ビルのお好み焼き麗ちゃんで広島ふうお好み焼き。う〜〜ん、おいしい。このお店だけ混んでいる感じなの。
午後は大学を1軒取材。
ふ〜〜。5時前に終了。わざわざ市電に乗って駅まで向かい、お土産を買って、お夕飯の穴子弁当を買って新幹線へ。お弁当が美味。
夜、我が家に。お風呂に入って、この時間です。
4日間のお出かけ。何が楽しいって、家事から解放されることなのです、旅の良さは。
今回はホタルがばっちり鑑賞できたし、楽しい旅でしたわ!
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by shes_inn | 2006-06-21 23:37 |

ホタルを観る 旅先から

書いてます。
いやー、ホタル三昧の2日間でした。
昨日と一昨日です。
ホタルをしっかり初めて見たのに、素晴らしいシンフォニー!!!!
言葉にできない素晴らしさなのです。
はっきりと運を使い果たしたのでは?とおもうくらいです。
一昨日、山口県のとある川。夕日が沈みかけに川まで下りて、椅子に座って待機。山口は西にあるので、東京に比べてとても日の入りが遅い。7時過ぎなんてまだまだ昼間、8時になってようやく夕方な感じです。
そして、夕暮れて、だいぶ周りが暗くなったころ。ホタルがひとつ、光った!と思うとだんだんと木立の暗い岩肌のあたりが団体で光り始めます。呼吸しているんです。
リズムがゆったりとそして、光もゆったりと。あっちで光ったと思うとこっちでも光る。
それがだんだんと広範囲になってきます。川の下に下りていますから、ホタルは時に頭上を飛びながら光ります。ゆったりな奴もいれば、すーっとすべるように飛ぶホタルもいます。
いつのまにか、頭上には晴れた夜空に素晴らしく星が瞬いています。ふと、見上げると、ホタルは星の光とほぼ同じ感じです。そのホタルが頭上を行き過ぎるとまるで流れ星のよう!
つまり、黒く広がる岩陰や、木陰には、星をちりばめたようなホタルが、息をするようにリズムを持って、光り、暗くなり、光り、暗くなりと・・・。といっても、その一体が一辺にリズムを持つわけで、お隣は少しずれたリズムです。
まるで、ホタルのシンフォニー。
しだいに、激しく、そして、静かに。
それがなんともいえず、数を増し、360度いつのまにかどこを見てもホタル・・・。
「すごい!」しかいえない自分。語彙の貧しさを露呈しますが、見ているんだから、いいのよ、言葉は!
次第に、サッカーの時間が迫り、最後のほうは「サッカー選ぶかホタル選ぶか」の選択を迫られましたが、かろうじてホタルをあきらめ、帰路に。そのときのホタルったら、
「いいの~??」というおどかしのように、すんごい勢いで光りだし、もう、車のライトを消して一瞬立ち止まるをくりかえしつつ、後ろ髪を引かれ、引かれ帰ったのでした。
そして、昨晩は、豊田町のホタル舟に乗船。
これも、すごかった! ホタル舟は、櫂でこぎます。電気も消して、暗い中を進むんですが、ホタルの明るさで、暗さは気になりません。
「昨日と今日がピークです」と解説のお兄さんが言っていましたが、それは素晴らしいホタル。
暗い淵を行くと、ホタルか、川に映ったホタルの灯りか区別がつかないんです。
暗い暗い川面に、岸にホタルが昨日のような、『喧騒」に近いほどのものでなく、なんとも風雅な飛ばないホタル。止まったホタルがやはりリズムを刻みながら光り、暗くなりが目の前を三分割ぐらいして順番に光ります。なんとも幽玄!信じられない夢のような世界.
いや、オーバーでしょう?というかもしれませんが、本当です。
電飾のクリスマスツリーのような人工的なものでなく、息をしている、生きている、そういう光です。
「生きているんだね」私はそこに生命を感じました。生きているんです。
たった1週間しか成虫になって生きられないホタル。1匹が素晴らしい生命力をもって生きているんです。感動しました。

ところで、そんな2日間のホタル三昧は、案内してくれたゆっこも初めて見たぐらいの素晴らしさだったと語っていました。ホタル舟、5年間毎年乗っている彼女にして、初めて見たという素晴らしさだったとか。
やっぱ、運、使い果たしたかもね、少なくても6月分は・・・・。
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by shes_inn | 2006-06-20 21:42 |