好奇心の発露


by shes_inn
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白髪のニール/重松 清

仲間内では、ネット上で盛り上がっている小説だ。
「小説新潮」なんて、初めて買った。
最近、ほんとーに忙しくて本屋に行けなくて、行ってもゆっくりできないし、本自体、3カ月読んでなかったのだけれど(めっちゃ珍しい)、金城一紀、万城目さんで復活。そうなってくると、この話題の小説も読みたくなった。
「小説新潮」は、深夜までやっている駅前の本屋で昨日の夜買う。コンビニさえなくなった駅前で、11時過ぎまでやっている本屋だ。
大人のロック(おやじのロック)特集かなんかで、まずは東郷かおる子さんの『「ミュージック・ライフ」とその時代』を読む。懐かしいなあ、星加ルミ子、東郷かおる子といえば、われらがヒーロー、もとい、ヒロインだ。
私自身は奥手ゆえ、「ミュージック・ライフ」の愛読者ではなかったけれど、仲間内ではあこがれのお姉様たちだった。
なかなか、当時のお話は面白かった。
続いて、こないだ自分も取材に行った、おやじバンドのイベントを渡辺祐が書いていた。「おー、いたのかー、渡辺祐さん」ラジオでよく聞いているんだよ。
そんでもって、パラパラ、パラパラ、パラパラ。おー、おやじ向けのロックバーの記事には、ハートフォードカフェの話も載っているじゃない! やっほー。写真も載っているよー。洋平さんって、レコードコレクターズの紳士録に載っているなんて、知らなんだ!
なんつって・・・。
なかなか、「白髪のニール」にいけないんだな。
重松さんの小説って、けっこう苦手。しめっぽいっつーか、なんつーか。
よわっちいんだよね、出てくる人たちが。それがね、ちょっと好きじゃない。

で、ついに読み始めるのだが、非常に読みやすい。サクサク読めちゃうなー。しかも、題材がニールで、ロールだ。ロール!

面白かったです。ま、でも、私は泣かなかったよ。こういうのは泣かないよーだ。
だって、いい話じゃない! だいたい、ニール・ヤングは懐かしの世界の住人じゃないんだ。私にとっては。ずーっとね。やっぱ、主人公はよわっちい。しっかりしろよ!といいたくなっちゃうのよ。
(若干、重松さんに対して偏見がありますので、ご容赦を)
ロールなおやじのロールな生き方の背景にいるニールは、ちょっと斜めからこちらを向き、にやっと笑ってみせている、そんな気がする。風に薄くなった髪をなびかせて歌う「ニールおやじ」こそ、私の仲間だね。というか、「ロールだ!」ってほざいて始めたギターでも、続けているうちにきっと先生はロールしてるなんてこと忘れているんだと思う。面白くってたまらないんだよ。結果、ロールだ・・・と、よわっちい男(主人公)は涙しちゃうんだな。泣くな!お前はなんなんだ!(あー、私、性格めっちゃ悪いわ。いや、「きみの友だち」はけっこう好きでしたよ。なんだけど、どうも・・・)

今は、奥田英朗を読み始めている。
あ、その前に「アンコ椿は熱血ポンちゃん』を読む。誤字っつーか、見つけて若干引いてしまう。
「難なく」が「何なく」になってた・・・。見つけて凹むたぐいの誤字だ。テンション下がる。自分だったら、「あらやっちゃった!」で笑ってごまかすのかしら。文芸誌なのに・・・。冷や汗が出る。

奥田英朗、実は、買おうかと悩んでいるのだ。

まあ、それは後回しで、明日は「鹿男あをによし」をゲットだな。
いしいしんじ、どうしよう・・・。あ〜、百年の孤独も。
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by shes_inn | 2007-09-13 00:38 |