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好奇心の発露


by shes_inn
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感動、号泣 森下絹代

今日は、朝から整骨院に行き、治療してもらい(先生はラグビーやってたんですって。柔道も整骨の資格を得るために3年やったんですって)、またまた美しいテーピングを施していただき、公開講座の会場へ。
私のアイドル・ムッキーと伝説の巨匠森下絹代女史の公開講座。どうしても行きたかったので、校了(青焼き出校中)を横目に行ったのです。
講座もよかったけど、演奏が聴けるのはうれしい。で、もちろんムッキーを。
「弦楽セレナーデ」は素晴らしかった! ラフマニノフってどうも私にはわからなかったのだが、「ヴォカリーズ」が美しかった。
と思ったら、なあんと! 続いて森下絹代さんが演奏してくださった。
チャイコフスキー「交響曲第6番『悲愴』第4楽章」。
実は、しっかり聴いたことがなかったのかも。テーマは知っているんだけど。
で、いきなりぐ〜ん、とくる。これはすごい。と思ってからしばらくしたら、どうしたことだろう。「悲しみ」が心を襲い、「悲しみ」と言うものが何なのかを感じ、涙腺がふっと落ちた。スイッチが入っちゃった。理屈ではなく、「悲愴」が入ってきてしまい、もう涙は止まらない。しまいには鼻水も出始めて。だいたい、公開講座でハンカチは出していないので、もう、指でぬぐうのがせいいっぱい。上を向いてしのぐしかない。
びっくりした。本当に驚いてしまった。
音楽ってすごいね! それは、楽曲の素晴らしさと演奏の素晴らしさ、森下絹代の生命がいきなり襲ってきたのだ。参りました。
終演後、あわててバッグからハンカチを出し、涙をぬぐう。ムッキーの演奏があと2曲あったのだが、もう、意味なく涙腺はゆるむし・・・。私って変だな、とすら思う。
でもね、こんな気持ちになれるなんて幸せ。今日はテンション変なまま1日が終わりそう。
by shes_inn | 2006-11-09 21:30 | ライヴ