好奇心の発露


by shes_inn
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小川芋銭

牛久沼の近くに住んだ日本画の小川芋銭(うせん)の画が、横山大観記念館に展示されていて、惚れちゃいました。実家にあった日本美術大図鑑を見てみたらそこにもしっかり載っていました。それはもちろん大観はすごくって、その色彩感(墨絵にあって)や海鳥の声や波の音が聞こえてくる絵画を見るにつけ、偉大な芸術というのは、表現というのはなんとテレパシーなのかと、そう思うのです。
その大観が「芋銭先生」と言って、尊敬していたという人が小川芋銭なのだ。記念館に飾ってあったのは、カッパの絵と風景画、そして、大観の喜寿か還暦かのお祝いに贈ったというユーモラスで素敵な書がミックスされた絵。南山というおめでたい文字と、真ん中に寿。その寿の文字がとっても面白く、絵のようであり、親友を祝う気持ちとおちゃめな遊び心がいっぱいで本当に素敵。カッパをたくさん描いた人で、田園風景も得意。牛久沼に住みついていたということです。
調べてみたら、一茶と漱石と芋銭の三人で作った三愚集というのがあって、それは興味深い。でね、けっこう芋銭の絵がすっ飛んでいるの。一茶の俳句もよくわからない私なので、その俳句の句意を芋銭が描いているわけで、一筋縄ではいくはずもない(そういう感じのね、ユーモラスでユニークな人だというのがよくわかるけど)。句意といわれてもしばらく考えても、すぐにはわからないものも。これは、時間のあるときに、一茶もチェックしなければと思った次第です。好奇心は果てしないなあ。
そして、歳をとるのはいいことだ、とここでも思うのです。
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by shes_inn | 2006-05-08 23:09 | あれこれ