好奇心の発露


by shes_inn
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

草津へ温泉旅行

遊び仲間と4人で草津へ温泉旅行に行ってきました。
この年末行事は、実は歴史が長く、たぶん、10年くらい前から。きっかけは、忘年会をやっているうちに、温泉でも行こうか、ということになり、最初は宝川温泉へ。それはそれは盛り上がり、大変な旅行となった。そのあと、癖になり、とはいえちょっと盛り上がり方は特別なので、もう一度同じ場所へ行くのも恥ずかしく、次々と場所を変えてゆく。伊豆が多かったかな。熱川、あと伊豆の手前の湯河原、熱海、修善寺、順不同だけど・・。塩原温泉も行ったな。田中屋。鎌倉、都内のホテルのときもあった(2001年)。
で、ここのところなかったのを復活させたのだ。
草津はヴィレッジというホテルで、東京駅から直行のバスに乗っていった。往復のバス代がただで、東京駅近くから直行なのがいい。草津は電車とバスを乗り継いでいくとちょっと不便と言えば不便。まあ、どうってこともないのだけどね。
久しぶりのバス旅行。大学時代あたりのスキーツアー以来かな。
昨日は東京駅を9時15分に出発。予定の1時過ぎには着いて、そのままお部屋にチェックイン。今回は、温泉とはいえ、ホテルなのでベッド。2部屋に分かれたが、広いお部屋で、ソファーもテーブルもゆったりとしていてよかった。角部屋だったので窓も2方向にあって気持ちいい。7階のベランダの外には大きなつららが何本も下がっていて、いかに寒いか。
館内冒険とお昼を取るので、本当にお財布だけもってまずは、お昼。そのあと、付属のクアハウスのような施設を覗くとそのまま入れると言うことなので、お風呂とタイ式マッサージを体験した。ストレッチとマッサージが組み合わさったようで、特に足腰を入念にしてくれた。私は肩こりがひどいが、それはもうひとつだったかな。お風呂が素敵で、広いのだが、気に入ったのは寝湯。丸太の枕がちょうど良くて、以前行った法師温泉のような枕。浅くてぬるいのでじっくり入れる。木の蒸し風呂は時々「ジュワー」と湯気が噴き出し、背中が熱い。ここには水着を着るプールゾーンもあり、ウオータースライダーがなかなかのものだ。
泉質もさすが草津。いい感じ。そんなことをしているとあっという間にお夕飯。和食のディナーを頼んだが、実のところもうちょっとゆっくり食べたい感じだな。おなかがいっぱいになって、お燗のお酒がいまいちだったけどいい気持ちで、次はカラオケボックスで、お決まりの矢沢歌いまくり。このボックスは広くて、1時間ひとり千円。飲み物は完全持ち込みで、仲間が持ってきたシャンパンとワインでOK。ちょっと古い施設らしいが、私はカラオケには年に一度くらいしか行かないので十分。カーペンターズの「クロース・トゥ・ユー」は気持ちよく歌いました。矢沢以外にも、ストーンズやサザン、パフィーとか。ついでに友達がCSN&Yの「ティーチ・ユア・チルドレン」を入れたので、ふたりで歌う。ほほほ。とまあ、ここまででそうとういい気持ちになり、お風呂へ行こうと言うことに。館内のお風呂は、お風呂としてはこちらのほうが本格的。露天風呂もいい感じのぬるさで、いくらでも入っていられる。雪も少しちらついて、本当に気持ちがいい。じっくりじっくりとつかって、あとはお部屋で11時半頃まで飲んで、休む。
この寒波の影響で、草津も夕べからは雪が多く、朝7時過ぎに起きるとだいぶ積もっている。雪も細かい雪がさらさらと降り、ときには風に巻かれるくらい。朝湯は、館内のお風呂へ。露天風呂では、頭にタオルを置いていないと頭の上に雪が積もっちゃう(笑)。ほどほどに入って、用意をして朝のバイキング。なかなかお野菜がおいしい。漬け物はバラエティに富み、温泉卵や納豆とヘルシーにたっぷり食べる。
ちょっとどたばたと慌てて、10時過ぎからの温泉散歩へ。この雪でダメなのかと思ったら全然平気。防寒靴と傘を借りて行く。案内してくれるのは年配のおじさん。雪の中を要領よく解説しながら草津の街を行く。ナナカマドの実が赤くたくさんなっている。この実が多いときは大雪になると言うそうで、まさに今年は大量の実がなっていた。
アルミで作られたという由緒正しいお寺は、酸性の温泉の空気のために腐食しないようにアルミで作られたといい、全国でもここだけとか。風情はないが、話題にはなる。お寺の階段は雪で降りられない。まったく、雪の中酔狂だが、楽しかった。
湯畑はさすが。日本一の温泉街だけある。無料の公共のお風呂もいくつもあるが、脱衣所に暖房がないので冬はなかなか辛そう。手湯と足湯もこの雪で、入る人はいない。大きな湯畑の地面には岡本太郎巨匠の描いた太陽の絵があるらしいが、雪のためにぐちょぐちょで見えず。笑えます。
湯治のために昔から行っているという時間湯とは、1日に4回、時間を決め、温泉の質を保つために水で埋めず、湯もみをして48度まで下げて3分間入るお湯の入り方。湯長というリーダーがいて「エイ!」と気合いを入れてはいるのだそう。気合いを入れないと熱くて入れないよねえ。でも、この入浴治療を3カ月続けるとアトピーにも効き目があるそう。草津の湯は本当に効能が高いのだという。そのおかげでハンセン病の人が集まるようになり、あまりに集まったので、結局隔離するという流れに。いまでも近所の施設には患者さんがいるそうだ。隔離させ差別された歴史はもう取り返しはつかないが、偏見を持つことだけはひとりひとりが理解して、やめればいいのだ。
軽いハンセン病なら治してしまうと言う草津の温泉のありがたみ。温泉施設を大事にした町作りをしているのも解説してくれた。道の下に温泉がとおり、おかげで冬でも草津の幹線道路は凍らない。今日はさすがにみぞれになっていたけど。
あちこちの草津の温泉を最終的に集めてできたのが湯川。この湯川に大量の石灰水を投入して中和させ、下流に流すという一大事業も行っている。そのおかげで、下流の農作物も作れ、発電所も腐食を免れる。いずれは、この水も東京へと流れていくのだ。その施設も見学し、大滝温泉という公共の有料温泉施設(ただし、正月前のメンテナンス中で20日まで休館)を抜けると、ヴィレッジももう近いという寸法。雪をラッセルまで行かないが、新雪の中を歩いて1時間あまり。楽しかった。
もういい時間になっていたので、チェックアウトしてまたクアハウスへ。今度はサウナをチェック。ミストサウナ、中温サウナ、高温サウナ、ジャグジーに足湯などがある。ささっとサウナに入り、また温泉へ。最後のぬくまり。そして、あとは昼食を食べて、帰りのバスの時間を待つ。
帰りのバスでは、ほとんどよく寝て、7時過ぎに東京駅に到着。
いやー、よく遊んで、いい温泉旅行でした。
[PR]
by shes_inn | 2005-12-19 00:32 | 出来事